子宮頸がん予防ワクチンとは・・・

子宮頸がんは、発がん性ヒトパピローマウイルス(HPV)に感染することでかかる病気です。感染しても子宮頸がんになるのは1%未満であると考えられています。
発がん性HPVのうち、子宮頸がんから多く見つかるタイプはHPV16型と18型です。
子宮頸がん予防ワクチンは、発がん性HPVの16型と18型の2つのタイプに感染することを防ぎます。ただし、その他の発がん性HPVの感染は予防できません。また、すでに感染しているウイルスをなくしたり、がんになるのを遅らせたり、子宮頸がんを治したりすることはできません。
そのため、ワクチンで防ぎきれなかった病変を早期発見するために、20歳からは子宮頸がん検診を定期的に受けましょう。

対象者

・平成24年度に中学2年生から高校1年生相当年齢の女子

・高校2年生相当年齢の女子で、平成24年3月末までに1回でも接種している場合は、残りの回数分が対象となります。

半年の間に3回接種します

接種スケジュールはワクチンによって異なりますが、3回接種することで十分な予防効果が得られるため、きちんと最後まで接種しましょう。

注意事項

・保護者同伴での接種が原則ですが、やむを得ず保護者が同伴しない場合は、あらかじめ接種することの保護者の同意を予診票の保護者自署欄により確認できた場合には保護者の同伴を要しません。その場合、事前に予約した医療機関から予診票をもらい、保護者の方が予診票の保護者署名欄まで確実に記入して子どもさんに持たせてください。記入もれがある場合は接種できません。
・接種後、医療機関で予防接種済証に証明をしてもらい大切に保管してください。

主な副反応について ※承認時の国内臨床試験成績

頻度10%以上…かゆみ、注射部分の痛み・赤み・腫れ、胃腸症状(吐き気、嘔吐、下痢、腹痛など)筋肉の痛み、関節の痛み、頭痛、疲労
■頻度1〜10%未満…発疹、じん麻疹、注射部分のしこり、めまい、発熱、上気道感染
■頻度0.1〜1%未満…注射部分のピリピリ感・ムズムズ感
■頻度不明…失神・血管迷走神経発作(息苦しい、息切れ、動悸、気を失う等)
■重い副反応として、まれにアナフィラキシー様症状(血管浮腫、じん麻疹、呼吸困難など)があらわれることがあります。
接種後1週間は症状に注意し、強い痛みがある場合や痛みが長く続いている場合など気になる症状があるときは医師にご相談ください。

医師とよく相談しなければならない人

1、血小板が少ない人や出血しやすい人
2、心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患、発育障害等の基礎疾患のある人
3、今までに予防接種で接種後2日以内に発熱があった人
4、過去にけいれん(ひきつけ)の既往のある人
5、過去に免疫状態の異常を指摘されたことがある人、もしくは近親者に先天性免疫不全症の方がいる人
6、妊婦あるいは妊娠している可能性がある人(3回の接種期間中を含む)
7、現在、授乳中の人