イメージ鹿島市には、大自然の宝庫である多良山系と日本一の干潟を有する有明海の恵を受けて育った美味しいものや、伝統芸能とともに受け継がれてきた民芸品や伝統工芸があります。ここではそのほんの一部をご紹介します。

 

海苔

海苔日本一の海苔として全国にその名を知られる有明海の海苔。有明海の最大6mにも及ぶ干満の差を利用してつくられる海苔は極上の逸品です。

 

 

みかん

みかん愛媛、和歌山と並んで温州みかんの主産地が鹿島です。有明海のやさしい潮風をあびてたわわに実るみかん、7月頃から12月にかけて色々なみかんを味わうことができます。みかんは市内の農産物直売所等で手に入ります。

 

 

浮立面

浮立面頭に被る鬼の顔をした面です。鹿島地方では豊作を祈ったり、豊作に感謝したり、あるいは雨乞いなど自然との関わり合いの中で、村むらで芸能を神に捧げてきました。これを浮立(フリュウ)といい、その中で鉦(カネ)を打ち、太鼓を叩き、踊りの時につける面を浮立面と呼びます。鹿島市は佐賀県で最も多くの浮立が伝承されており、佐賀県を代表する伝承芸能「面浮立」は鹿島市の各地区の秋祭り等で神社に奉納されます。市内には面師がいて、昔ながらのノミをふるっています。

【面師工房】

梶原一龍 電話0954(62)3549

小森恵雲 電話0954(62)9574

中原恵峰 電話0954(62)0872

のごみ人形

のごみ人形終戦時の混乱と飢えの中で、ともすると荒みがちな世相に、潤いとたのしさを求めて創られた郷土玩具です。戦後数年を経て、祐徳稲荷神社の境内で売り出し、魔除け、開運の人形として好評を博しました。その後、この地方ばかりでなく郷土玩具として広く受け入れられ、多くの人に親しまれてきました。
素朴な、懐かしい味わいの土鈴で、単純化された形と色合いに郷土玩具の軟らかなぬくもりを感じます。干支を主とするさまざまな小動物ののごみ人形は、昭和38年の年賀切手の図案にうさぎ鈴が、平成3年には未鈴が採用され、全国的にも有名になりました。のごみ人形工房のほか、肥前鹿島駅の観光物産センターや祐徳門前商店街などで購入できます。

【問合先】のごみ人形工房  電話 0954(63)4085

鹿島錦

鹿島錦鹿島鍋島家第9代藩主夫人、柏岡の方(1798年小城藩から嫁がれる)がたまたま病の床に伏していた時、病室の天井の網代文様の面白さに心ひかれ、近侍で元来手先の器用だった並木某という人を呼び、この文様を利用して何か日常有用な品を作れないものか、ひと工夫してくれるよう相談されました。そこで彼は観世縒を組んで網代文様を織り出し、これで印籠を作り差し出したというのが「鹿島錦」の発祥説です。

その後、鹿島藩では歴代藩主のご夫人方により工夫改良を加えられて、その継承に努力してこられました。

明治40年にロンドンで日英大博覧会が開催され、鹿島錦が出品されることになり、大隈重信公のはからいで知名度を考慮して「佐賀錦」の名で出品されました。それ以来「佐賀錦」の名称も一般的に使われるようになりました。

祐徳博物館や肥前鹿島駅の鹿島市観光物産センターで購入できます。

詳しくは「鹿島錦」パンフレット(PDF)をご覧ください。

【問合先】鹿島錦保存会(祐徳博物館) 電話0954(62)2151

浅浦甚八笠

浅浦甚八笠鹿島市の浅浦地区には約300年前から伝わる竹の皮で作る「かぶり笠」の「浅浦甚八」があります。当時は夜も明けないうちから作らないと生産が間に合わないほど売れていたといいます。かつては農家の副業でしたが、今では女性や老人の仕事となってしまいました。竹を割って作る骨組みは長年の積み重ねと知恵によって無駄がないよう工夫されています。甚八笠には雨用(雨笠)と日よけ(日笠)があり、それぞれ笠の重さが違っています。今でも地元では農作業用や魚釣り用として愛用されています。地元には浅浦甚八保存会があり、市内の直売所等で販売されています。

名前の由来

いくつか由来はあるようですが、浅浦地区の領主元可(げんか)なる人があり、浅浦の地は田が狭く、貧しく大変領民たちが苦しんでいるのを救わんとして、家来である「甚八」という人を鹿児島方面に遣わし、技術を習得させ、広く領民に授けた。これによって甚八さんの名前をとって「甚八笠」というようになったといわれています。

ふなんこぐい

ふなんこぐい鹿島市の浜町で300年以上も昔から続く伝統行事「ふな市」。鹿島では二十日正月に「ふなんこぐい」を供える慣わしがあります。
「ふなんこぐい」は昆布で巻いた鮒をダイコンやゴボウなどと一緒に煮込んだ郷土料理ですが、この「ふなんこぐい」の鮒や野菜を売る「ふな市」が、毎年1月19日に肥前浜宿酒蔵通り立ちます。その昔、商家や酒造元、網元などは奉公人や蔵男たちを主座に据えて労をねぎらい、ご馳走を振舞いました。このような席には普通、鯛料理が出されますが、有明海ではあまりとれず、そのうえ高価だったので、鯛によく似た鮒を代用したのが「市」の始まりと言います。「ふなんこぐい」は1月19日の「ふな市」で手に入れることが出来ます。

紅福いなり

紅福いなり祐徳稲荷神社の新名物。「稲荷神社なのにどうしていなりずしが名物じゃないの」。そんな参拝客のひと言がきっかけで、数年前に新名物「紅福(こうふく)いなり」を考案。ヒエ、アワ、麦などの12穀米を社殿の色にちなみ赤飯にしました。

祐徳門前商店街のお食事どころなどで購入できます。

有明海の幸

有明海の幸日本一の広大な干潟と最大6mの干満の差を有する有明海では、珍しい生き物がたくさん。「むつごろう」や「わらすぼ」、「くちぞこ」「赤貝」などを蒲焼や煮物、揚げ物などに調理します。有明海料理は市内のお食事どころで食べることができます。

また、11月ごろからは「カキ焼き」が行われ、国道207号沿いには多くのカキ焼き小屋が建ち並び、大勢のお客様で賑わいます。

地酒

鹿島市は佐賀県ナンバーワンの酒処。豊富で美味しい地下水と、米作りがさかんなことから昔から酒造りが盛んに行われてきました。鹿島の酒は全国でも最高の品質・味を誇り、数々の賞を受賞しています。